ずっと懸案だったHF3エレトライバンダー交換のメモ。
新しいアンテナは、クリエイトの318-40(改)
購入後、30年は過ぎてるっぽい。
タワーから下した後、ずっと放置状態だったっぽい。
前の所有者は型番を覚えてなく、着払いで送ってもらってから、
現物を見て型番を探した。クリエイトの318-40だった。
(ご寄付ありがとうございます!)
時間のある時に、各パーツの状況確認して、水洗い、必要な箇所はメンテしておいた。
全体のパーツを見て、型番確定作業中
ざっと水洗い。マジックペンでパーツ名を記入
特性を測って不具合がないか確認中。
輻射エレメントの内側のトラップコイルに不具合があったので、そのトラップコイルだけ巻きなおした。
導通が無かったトラップコイル
最初はリベットだけ打ち直す予定だったけれど、コイルボビンが厚くて、
手持ちのリベットではうまく固定できなかったので、
コイルを巻きなおした。
リベットの箇所は、コイルボビンを過ぎた所にした。
これでも正常なトラップと同じ周波数特性が得られたので、OKっぽい。
ちなみに、ダイソーの2mmのアルミ線を使用。
これまで使っていたミニマルチの小型マルチバンド八木MC33(これも改造してたけど)は、
軽かった~! 確認したら、純正MC33は8Kg。
318-40は、7MHzを抜かした仕様の318としただけでも18Kg。重めーよ。
318-40だと20Kg。
※ちなみに、318と318-40は、輻射エレメントの構成が微妙に異なる。
318-40は、318に7MHzのトラップとエレメントを単純に追加しただけじゃない。
設置後の使用感は、21MHzと28MHzはめちゃめちゃいい感じ(3エレだけど)。
14MHzは要調整(時間あったらやるかも)。理由はわかってるんだけど、面倒だなぁ。
318-40は、7/14/21/28MHzのマルチバンド八木で、
7MHzはダイポール。その分、放射エレメントが長い。
※ちなみに318は、14/21/28MHzの八木。
うちの敷地だと微妙にはみ出しそうなので、7MHzのトラップコイルとその先のエレメントを
外して、14MHzに同調するように代わりのエレメントを付けた。この長さが微妙に違った。。。
あはは。だめじゃん>俺
計算と仮測定だと、大丈夫なハズだったんだけどな。
給電部。端子部分にテープを巻くかどうか迷った。
気分で巻いてみたけど、中途半端な防水なら、やらないほうが良いんだけどなぁ。。。
■マストに固定するまで大変だった(メモ。)
No.1
分割式ブームだったので分割してルーフタワーに立てかけた。エレメントブラケットは水平を確認して取り付け済み。
No.2
エレメントをブームに固定。
No.3
分割したブームのもう片方にもエレメントを固定してルーフタワー上に仮固定したアンテナ反射エレメント側のブームと導波エレメント側ブームを接続。
No.4
のこりの放射エレメントをブームに固定。その後、ルーフタワーに登ってアンテナを引き上げた。(これが大変だった~、重いんだよ!)
No.5
バランスをとってマストにブームを固定して、向きを合わせた。バランとヘアピンコイル、放射エレメントを接続、同軸ケーブルも接続、防水加工をした。
「318ってバンド幅狭いよ」って言われてる気がするけど、そうでもない気が。。。
21MHzの国内コンテスト時(SSB 21.350MHz~)は、
ちょっと高めなので、その時はチューナー使うかも。
28MHz はべったりな感じ。
3エレなのに見た目4エレってどうなんだろ?
エレメントが多いので偉そう(笑)だけど、
風対策としてはエレメント3本のほうが良いような気も。
性能重視ってことだから、まぁ良いか。