V型ダイポールアンテナ330Vの修理!!

うちのルーフタワーのテッペンには、HFのV型ダイポールアンテナ330V-2が載っている。
これが不調になってしまい、修理のために、アンテナマストの下げれるところまで下げた。
同じマストに乗っているHFと6mの八木アンテナ、モノバンドのRD2本も一緒に下げた。
作業スペース確保のため、ワイヤーダイポールアンテナも外した。
ほかのバンドもほぼQRVできなくなってしまっていた。。。うぅぅ。

330Vの不調は、たぶん、3.5の設定で他バンドを送信など、セレクター間違い、
対応外バンドを送信、それと、3.5/他バンドの切り替え中に送信(赤LED点灯中)。かなぁ。。。
どれもやっちまった気がする。

修理をスタートして、この1か月くらいは、アンテナ回せず、10と18MHz、がまんできずにアンテナチューナーで無理やりSWRを下げて、ちょっとだけ交信していた。

さてさて、
330Vの修理/点検は、最初にエレメントを調査してみた。
エレメントを下して、トラップコイルの接続状況などを確認。
これはオケーだった。
エレメントを下したり、再度上げる作業は、結構めんどくさかった。


きれいにしてから締めなおす。
ネット上では、
「トラップコイルのボビンが割れてネジが効かない状態になっていた」
という事例を発見したので、念のため確認。
でも、うちのはそんなことはなかった。。。orz

じゃ、チューナーボックスかよ~。
最初は、エレメントとの接続部や、内部の接続部を重点的に、磨いて再接続してみた。けど、だめだった。

最終手段として、チューナーボックスをクリエイトに送って修理依頼しようと連絡したら、
ちょっと待って、来月になってから送ってくれるとうれしい。って状況だった。
※受付までちょっと時間かかりそうだった

じゃー、自分で修理にチャレンジしてみるかー。

チューナーボックス内部のメイン基板に実装されているパーツは、
コイル、リレー、コンデンサ、ダイオード。おっと、裏面に抵抗もあった。

「リレーかよ」(きっと)

330Vに使われているリレーの型番を調べて、全部在庫のあったデジキーに発注。
これが先週日曜日。


次の週、木曜日には米ミネソタ州のデジキーからリレーが到着。
リレー9個で7000円切るくらい。6000円超えると送料無料。

チューナーボックスの中には、全部で10個のリレーが実装されているけど、そのうち1個は、モーターが回っている時間にWAITの赤LEDを表示させるためのリレーなので、それを除いた9個を全部交換しちゃう作戦。

壊れている部品だけを交換できれば、いいのだけれど、それを見つけるのは大変っぽい。
実は、不具合の状況っていうのが、5Wくらいだと不具合が出ないことがある。負荷が大きくなるとブレークする。。。どうやって調べよう?? 面倒だな。メークしてある程度の電流流せばいいの? タワーに登る回数は極力減らしたいので、全部一回でちぇーんじ!


リレーを全部外して、一応ダイオードやコンデンサも確認してみた。大丈夫そう。
やっぱリレーだよな(きっと)。さくっと交換。

今日さっそく修理済みチューナーボックスをエレメントにつないで確認!!!!
おぉぉ、、、治ってるよーーーー(当たり前かーー)。
SWRの谷になる周波数が、ちょっとずれてるな。。。まぁこれは簡単に調整できるので後日。

まだアンテナ回せないけど、V型ダイポールが使えるようになったよー。

久しぶりにHFで呼びまくり。。。でも、まだやることイッパイ。

330Vをマストのテッペンに上げる
ほかのHFと6m八木、RDをマスト上で再配置
クリアランス確保のために一時的に外していたワイヤーのHFアンテナを張り戻す
ケーブル類をきれいに整理して、ローテーターを回せるようにする

ここまでは、年内にやっておく予定。

とりあえず、今晩はプチ乾杯!!!(よかった~!)