「ディジタルRF電流計(高周波電流計、バージョン2)パーツセット(大進無線)」を購入して組み立ててみた。
難しいところは特に無し。
ダイオードは熱に弱いので、そこのはんだ付け時は、ちょっとだけ気を使った。
キットでセンサ部分を組み立てて、それを持っているテスターにつないで使うらしい。
キットの全パーツ
分割コアの分かれ目が中央に来るように修正
コアにリード線を巻く
ざっくり各部品を配置してみる。
OKみたいなので、ユニバーサル基板に部品をはんだ付けする。
組み立て説明書に回路図があるのでそれを参考に。
実態配線図は付いていない(けど部品数が少ないので難易度は低め)
基板のはんだ付け終了(部品実装面)
パターン面(裏面)ダイオードを1本裏面に実装した。
こんな感じで出来上がり。
基板は、でかい洗濯ばさみの裏側に収まった。出力のリード線に力がかかってはんだが外れたら嫌なので、でかい洗濯ばさみに穴を開けてそこを通すことにした。
校正というか動作確認。同軸ケーブルの途中を芯線と外被(網線)に分けて、芯線だけをこの測定器で挟んで測定。片側を送信機に、もう片方はダミーロードで終端。これでどのくらいの値になるかを確認。
コモンモード・フィルタを入れた時に「ビフォー」と「アフター」でどのくらいコモンモード電流が減ったかを値を知りたいので、絶対値はあまり重要ではないかも(私の場合)。
とりあえず各バンドでの感度の違いを把握。上のバンドがちょっとだけ低下してたけど、特に問題なし(かな)。
動作確認ができたら、無線機にいつも使っているようにケーブルを戻し、コモンモード電流を測ってみた。いろいろな個所でコモンモード電流を測定できて便利(というか面白い)。でも、すでに結構な対策しているので、どこもかなり低め。
3か月くらい前に設置したU/VHFの同軸ケーブルが一番コモンモード電流が高い(HF送信時)。このケーブルは、HF用同軸ケーブルに沿って(10cmくらい離れているけど)シャックからルーフタワーの根本の配線ボックスまで走っている。「あぁ、そういえばこのU/VHFの同軸ケーブルは対策していなかった。。。」ってことを思い出した。近日中に高い周波数特性のコモンモード・フィルタを作る予定だったけど、UHF/VHF帯で途中にフィルター入れるのもなぁ。。。損失でかそう。
ということで、UHF/VHF用同軸ケーブルの途中にクランプフィルターを入れた。1個につき1ターンさせて7個入れてみたらOKな感じになった。
実は、ご近所で一戸建てを建築中。新しい住人が来るらしいので、トラブルが無いように、もしTVなどに障害があった時はすぐに対応できるようにしたくて、念のためコモンモード電流を測れるようにしてみた。
TVのアンテナ系に挿入するハイパスフィルターは前回のTVI対策時に多めに手配して在庫があるけど、追加で通称パッチンコア(クランプフィルター)を買ってきた。大き目のは内径13mmφくらい。
思ったより安かった(バーゲン中?)ので、多めにゲットしてみた。
使いきれないかもしれないけど、使いたいときに在庫が無いと困るから、まぁいいかな。