うちの設備は、出たいバンドに合わせて、アンテナとアンプのバンドを手動で切り替えている。
リグはIC-7300。
アンテナは、各バンドともVSWRは一応1.3以下に維持している(つもり)。
ただしワイヤー系アンテナはエレメントが濡れているとVSWRは少し悪化する(アンテナの共振周波数が下がるため)。そういう事もあって、最初にバンド確認とVSWR確認をしている。
いつもオンエア前には以下のようにしている。
IC-7300のパワーを10Wくらいに絞る
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IC-7300のモードをRTTYなどにして空き周波数で送信
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VSWRを確認する
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アンプのスイッチをONしてバンドを合わせる
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10Wでアンプを通してみる。VSWR確認
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IC-7300のパワーを30Wくらいに上げる
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オンエアー開始
以上の操作は慣れたとは言え、超面倒なんだよね。
Webを見て回っていたら、ちょっと便利そうな付加回路が目についたので、作ってみた。
この回路は、IC-7300の裏パネルにあるアンテナチューナーコネクターに接続してスイッチをONすると、IC-7300の出力を10Wにしてキャリアを出す。というもの。
いままでやっていた作業がスイッチ1つで解決しそう。
回路はG4IZHさんのWebサイトを参考にして作ってみた。Webページは、”Icom IC-7300 “Push Button” TUNE Mod”で検索すると出てくる。(Special thanks! G4IZH)
写真の回路は、あとでケースに入れる予定。
まぁ、便利だわ。
だけど一点、まぁ当たり前なのかもしれないけど、このスイッチをONした後は、IC-7300の内蔵オートチューナーがONになってしまう。
私はアンプをつないでいるので、IC-7300内蔵オートチューナーはOFFで使っている。
そこがちょっと残念。
このアンテナチューナーコネクター(4ピン)のキーアサインを調べてみたけど、ネット上では見つけられず。。。。。うーん、なんとかしたいところ。
とりあえず、作ってみた回路で「スイッチポン」してVSWRを確認して、IC-7300内蔵のアンテナチューナーを手動でOFFにして使ってみた。
まぁ、一瞬しかも10W押しだから、この方法でも良いかな?