4エレ八木にしようと、前から準備した割には、
結局ロータリーダイポールになっちゃった18MHzのアンテナ。
この18MHz ロータリー・ダイポール・アンテナの概要メモ。
材料
グラスファイバー製の釣り竿6.3mを2本(Aliexpress、1本1000円くらいを2本)
2mmΦのアルミ線(ダイソー、4.7mを2つ)
結束バンド(ダイソー)
自己融着テープ(ダイソー)
クロスマウント(クリエートデザイン、中古)
塩ビの水道パイプ25cm(ホームセンターで50cmのを購入。それを半分にして使用)
エレメントは、自在ワイヤー(ダイソー)。これを寸法に合わせて切って、両サイドで使用。
釣り竿は、コンパクトロッドで、短いパイプを引き出して使うタイプ。全長6.3mの釣り竿を発注。6.3mなのに実際には4.9mくらい(と販売ページに記述してあった)。最初から、先端は細すぎるので外すつもりだったので、4mくらい以上という条件で探した結果。
釣り竿の根本から10cmくらいの部分にビニールテープ数回を巻いて、太さを調整(塩ビパイプに差し込んだ時の隙間調整)。
塩ビパイプに10cmくらい差し込む。
差し込んだ状態で、3ミリのドリルで、
「塩ビパイプーー釣り竿ーー塩ビパイプ」
をドリルして貫通した穴をあけ、余った2mmΦアルミ線を差し込んで、釣り竿の抜け防止とした。
シミュレートした値でエレメントを切って、設置。
その状態で測定した実VSWRから、切り詰める長さを計算して、リサイズ!(再調整、これがめんどくせー)。タワーに登って、エレメントを外して、マストとエレメントを中央付近でゆるくロープで結び、エレメントを傾け、タワー下でエレメント先端をリサイズ、これを両エレメントぶん作業。
エレメントのリサイズはエレメントを切り取らず、エレメントをヘアピン状態に折り返して結束バンドで固定した。
エレメントの最終的な長さは、エレメントの片方3.843m。(つまりこれが2本)
今回は1回のリサイズでVSWRが良い感じにならなくて、もう一回、合計2回、エレメントを外して先端を切り詰めて(実際には折り曲げて結束バンドで固定)した。設置環境では、エレメントの片方は、最終的に3.843mになった。上下にあるアンテナの影響はモロ受けてると思う。逆に他バンドのアンテナのVSWRも、18MHz RD設置後、変化したし。
頂いたクリエイトのバランにダイソーの自在ワイヤー(アルミ線)2mmΦを接続
エレメントのアルミ線はFRP釣り竿に結束バンドで固定した。結束バンドだけだと緩んだアルミ線が風でなびいて釣り竿に当たり「ビビビッ」といいうような音が出るようなので、防止のため、追加でところどころを自己融着テープで固定した。
バランは、クリエートデザインのを利用して給電。VSWRは、18.100MHzで1.05くらい(エレメントはもうちょっと短くても良いかもしれない)。
※設置環境でエレメントの長さは異なると思う。
さっそく、18MHzで交信してみたけど、VSWRが高くてアンテナチューナー併用時と、運用感はあまり変わらなかった。。。。でもでも、前から使っていたワイヤーのダイポール・アンテナ(固定)よりは随分良くなった。交信範囲が広がった。
この数日のLoTWで18MHz Newコンファーム分
18MHz RDは3月6日(土曜)に上げて、翌7日(日曜)にVSWRを調整した。
2日間でDXCC Challenge が+7つ。
でもさー、思ったより、もらうレポートは良くない。
交信できるようになっただけでも作ったかいがあるけど、チャンスがあれば多エレメント化したいな。
■追記メモ
2022春現在、18MHzはこのアンテナがメイン。
余力があれば、在庫している短縮型2エレHB9CVを上げるかも。
いまのところ、とりあえず交信できてるので、もう少しはこれを使う予定。