今年1月から使っていた14/21/28MHzトライバンド・アンテナの放射エレメントを交換した。
ミニマルチアンテナのMC33というミニサイズのトライバンド・アンテナを使っていた。回転半径が短いので、目立たないから近隣の目も気にならないかな?と思った選択。エレメントが短いのが特徴のこのアンテナを他製品と比較した場合、性能はそれなり(当たりだけどね。それは承知の上での選択)。
でも、短い割には良くできたアンテナで、3バンドともVSWRの反射波はベッタリ低い値で問題なし。だけど、今年の夏過ぎくらいから反射波がだんだん上がってきた。エレメントの固定が甘くてエレメントの長さがズレたのか? FT8が多かったので、パワー入れすぎたか?(でも200未満)現時点で11ヵ月使用。14MHzでは146エンティティをコンファームできたアンテナ。
VSWRが高い周波数に上がってしまったので、放射エレメントだけを取り外して1ヵ月たった。(その間、14/21/28MHzはオンエアできず)MC33を下ろして、新しいトライバンド・アンテナに交換するしかないかなぁ。。。でもその前に、放射エレメントだけを実験的に交換してみようと思っていた。
再開局準備中にもらってきたUS製の4エレの残骸のパーツが手元にあるので、その放射エレメントだけを交換してみた。
一応、事前にアンテナメーカーに「放射エレメントを交換したいんだけど。。。」と相談してみたけれど、すげー丁寧に説明してもらったけど、結局は「超難しいから」とのことだった。
やっぱり、そうだよなぁ。。。
でも、あきらめきれない。私の拙い知識では、「まぁ、なんとかなるかな??」的な。実験をしてみる気持ちで試してみた。
交換しようとしている放射エレメントは全長8.7mくらい。一般的には短めだと思うけど、これまで使っていたアンテナよりは長め。でも敷地からはみ出さないサイズ。USのたぶんSWAN社かMosley社のアンテナ。使ってた人はSWANって言ってたけど、ちょっと違う。まぁ、どっちにしても20年以上前の製品っぽい残骸だから、ダメ元で使えるなら使ってみるかな?的な実験。
放射エレメント単体だけでは、良い感じの特性だったけれど、他社の八木アンテナに組み入れたらどうなることやら。。。
ということで実践してみた。ルーフタワーに上げた状態で微調整(といっても3回で妥協)。14MHzのFT8の周波数がVSWRが1.7と高めで嫌な感じだけど、なんとか使えそう。
21と28MHzのVSWRの反射波はべったり。
夕方になっちゃたので作業終了。
交換した放射エレメント。
さっそく、14MHz FT8で実射してみた。
OH5XHを読んでみた。良い感じ。その後、SP6AZMに呼ばれた。
Z35T 北マケドニアがいたので呼んでみた。
7MHzでは交信済みだけど14MHzはNew!
なんとか無事に交信できた!
その後、OH9XMAS フィンランドのクリスマス特別局。10MHzでは交信済みだけど、14MHz FT8でも交信できた(ぎりぎり-24dbのレポートだったけど。。。)
コンディションが良かったせいなのも知れないけれど、まぁまぁ電波は飛んでる雰囲気。14MHzに復活できてよかったよ~!