50MHzのアンテナ整備(準備編)

※本当はHFのWARCバンドを進めたかったのだけれど、割り込み発生中。

50MHz 5エレを格安でいただいてきた(有料道路代のほうが高いくらい。そのくらい激安)。年代物だけれど、整備すれば使えると思うので、がんばってリフレッシュ中。

まず樹脂部分をケミカルでケア


ビフォー


アフター!

放射エレメントと給電部を仮り組みして測定しようとしたら、給電部の配線が「ポロリ」と取れてしまった。「ありゃりゃ・・・」

RF Transという給電部を開けて配線を修理。ついでに端子の根本が取れかかっていたので、新しい端子に交換した。


上の写真は、端子をはんだづけ&かしめる前の状態

RF Transは、Uバランだった。(トロイダル・コアが入っているかと思いきや、コネクタとUバラン用同軸ケーブルへの配線のみ。Uバランは、目的の波長に合わせた長さの同軸ケーブルでエレメントの片側分を遅延させてる、アレ。)実は現物を見るのは初めて(おいっ!)。ってことで、給電部のRF Transから出てる同軸ケーブルは、それそのものだった。

エレメント接合部を確認してみた。自己融着テープが良い仕事していてテープの下のアルミはピカピカ状態。しっかりテーピングされていた模様。

でも全部剥がして、接合部をキレイキレイして再組み立てします。

作業途中で、移動運用用のタイヤベース&伸縮ポールに、仮り組みしたアンテナを3エレメント分だけ取り付けてみた。エレメントの水平がずれてるのはご愛敬、仮り組みだからね。軽くアンテナの素性を測定してみた。


エレメント3本での測定。現状低い周波数に合ってるけれど、これはほかのエレメントを組んだらもうちょっとSWRの低いポイントの周波数が上がる雰囲気。やってみないとわからないけどね。

来週末かその次くらいに使えるようになれば良いな(希望としては)。