アメリカのアマチュア無線連盟 ARRL(American Radio Relay League)が運営している電子ログデータベースLoTW(Logbook of the World)を利用できるようにしてみた。
これを使うと、相手局によっては紙のQSLカードの代わりにもできるらしい。とりあえず、ARRLのWebサイトの中のLoTWのページからTQSLというアプリをダウンロードしてパソコンにインストールした。
このLoTWを利用するには、コールサインを認証してもらう必要があるらしい。なるほど。ある程度混乱を防止できるような仕組みがあるわけだ。
さて、認証依頼方法として、
(1)無線局免許状のコピー
(2)自分を証明する資料として無線従事者免許証又は運転免許証などのコピー
を郵送するかメールする必要がある。
ということで、早速、必要な書類をスマホで撮影してメールしてみた。
調べてみたら、従事者免許の裏表と局免許状のコピーだけでも認証してもらえた。というケースがあるらしい。認証作業者は米国人で日本語がわからないということを想定すると、従事者免許は最近の英文バージョンだとOKっぽい。名前とライセンス保持者の氏名は英語で確認できる。局免許状は日本語だけだけど、コールサインと運用できる周波数くらいはわかりそう。名前とコールサインを紐付けする資料として、自局のQSLカードの裏表を撮影したデータも追加した。私のQSLカードには名前とコールサインが表記してある。
以上を(適当にリサイズ。実は、スマホで撮影した写真はGoogleフォト経由でパソコンに移動させることが多いので、その場合は、なにもしなくても写真データは小さくなる)を添付し、LoTWの認証をして欲しい旨、各書類の説明を入れたメールをARRLのLoTW担当に送信したのが金曜日の19時頃。そして翌土曜日の02時頃(翌土曜日)、認証ファイルja1wio.tq6がメールで送られてきた。現地時間の03時頃にメールを送ったら現地時間の13時くらいに返信があったってことかな。03時にはARRLの事務所はやってないだろうからたぶん、金曜日の朝に出勤したら、私の認証依頼メールが来ていて、ランチタイム後には、認証ファイルを添付して返事をくれた。ということらしい。ARRL処理が早いね。さくさく仕事してくれてありがとう。
TQSLのパスワード(勝手に割り降られた)は忘れそうだったので自分で変更した。
DXもやるなら、LoTWとQRZ.comはあったほうが良いらしい。